こんにちは、ふねです。
私は出産前まで、病棟看護師をしていました。
皆さん、よく動きすぎるとお腹が張ると言われませんか?実際、仕事中よく動き回っていたのでお腹は張っていました。
では病棟勤務の看護師が産休前の仕事中に、どのような場面でお腹が張っていたか実際の体験を元にお伝えしていきます。
お腹の張りを感じた時期
私がお腹の張りを仕事中に感じるようになったのは、妊娠7ヶ月の時でした。
病棟勤務で広い廊下をひたすら動き回っていた日々でした。
そして子宮頸管長が少しずつ短くなって、妊婦健診時にリトドリンを処方されていました。
切迫早産が怖くなり、この頃はどんな業務がお腹の赤ちゃんに影響しないのか毎日検索していました。
お腹が張っている!と感じた業務は3つでした。
おむつ・体位交換時
勤務していた急性期病棟は脳神経外科が入っており、自立の患者さんが少なかったです。そのため、おむつや体位交換のケアは多かったです。
そのため、どんなにベッドの高さを上げて自分のやりやすいように高さを調節しても腹部に力を入れなくてはならなかったのでお腹が張りやすかったです。
夜勤
お腹が張るようになった時期に夜勤をしていたのですが、夜中ずっと起きていたり巡回で病棟を歩き回っていたので朝方になるとよく張っていました。
妊娠中については、厚生労働省の「働きながらお母さんになるあなたへ(p5)」によると、深夜業以外にも時間外労働と休日労働の免除も請求できます。これは、「労働基準法66条」で定められているものです。妊娠期間の勤務に不安を感じている看護師は、職場に相談してみましょう。
移乗
お腹が張ってから、一番危険だと感じたのは車椅子・ストレッチャーの移乗でした。お腹が患者さんに押されてしまったり、転倒しないように力を入れてしまいます。他スタッフが忙しそうに業務をしていたので、一人で移乗しようとしたのですが体への負担が今までとは違うと感じました。
一人で行うのは本当に危ないので、どんなに忙しくても患者さんのためにも他スタッフに依頼することが大切と思いました。
おわりに
フルタイムで働いていた私でしたが、このような勤務状況でお腹の張りが頻回に起きるようになったので残っていた有休を使って産休を10日ほど早めに入ることになりました。
なるべく座ってできる業務で配慮してもらっていましたが、それでも歩くとお腹が張るような日もありました。
忙しい状況下で早めに産休に入ることは周りのスタッフに迷惑がかかると思いましたが、赤ちゃんを優先しました。
仕事も大事ですが、大切な命を守るほうがもっと大切だと思いました。
どの職場も忙しく人手不足で言い出しにくい状況であることお察しします。
どうか無理はなさらず、元気な赤ちゃんの誕生をお祈りします。
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