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【看護師の妊娠報告はいつ?夜勤はいつまでできる?】看護師妊婦の仕事事情

こんにちは、ふねママです。

私は育休前まで、急性期の脳外科・整形外科・脊髄脊椎外科の混合病棟で看護師として働いました。(現在は育休中です。)

ここでは妊娠発覚〜産休に入るまでの看護師業務の注意点や上司への報告のタイミングなど、私の実体験も含めてお話しようと思います。

目次

報告するタイミングは?

まずは妊娠が分かった時点で、早めに上司に報告しましょう。

私は心拍が確認できた妊娠7週頃に報告しました。

妊娠報告時は、以下の3点の内容を伝えます。

  1. 現在の妊娠週数
  2. 出産予定日
  3. 現在の体調について

妊娠初期はホルモンの影響で頭痛・倦怠感・情緒不安定・つわりなどの体調の変化が起こります。ストレスも感じやすくなっています。そのため、業務調整等してもらうためには早めがいいかなと思います。上司もスタッフの勤務調整等考えることがあるかと思います。

安定期に入る頃に上司以外のスタッフにも報告し、周りからの協力を得るのもいいかもしれません。

必要な業務調整

妊娠中は、切迫流産や早産の危険性があります。仕事しながらだとそのリスクは高くなります。

そのため、早めに業務調整を可能であればしてもらいましょう。

実際、私がしてもらった業務調整は以下の3つです。

> 1.夜勤を避ける

私の夜勤回数は妊娠発覚〜妊娠5ヶ月半→5回/月、妊娠6ヶ月半〜7ヶ月→2回/月。

妊娠7ヶ月半〜産休まで日勤のみで勤務調整してもらいました。

看護師として働いている方の中に夜勤を伴って働いている方が多いのではないでしょうか。私もその一人でした。とある記事で、「週2日以上夜勤を行うことで流産のリスクを3割以上高めることになる」という研究結果を読みました。

妊娠時の夜勤免除の理解はだんだん進んできているように思いますが、やはり人手不足。。。

なかなか言いにくいとは思いますが、お腹の赤ちゃん、そして自分自身の体調を考え夜勤免除での勤務調整を依頼しましょう。

> 2.院内感染症を避ける

世間ではコロナが落ち着いてきたタイミングとはいえ、コロナだけではなくインフルエンザやその他の感染症にかかるリスクは十分にあります。

妊娠中は通常時より免疫力が低下します。また、感染症によっては母体が大丈夫でも胎児に影響する場合があります。手洗いうがいなど日々の感染対策に加え、受け持ち患者の感染既往歴等を把握し担当を変えてもらうようにした方がいいかと思います。

実際、私は梅毒既往のある患者さんが入院されていた時は担当にならないよう配慮してもらいました。

> 3.重労働を避ける

腹部に強い負荷を与えることは、胎児に影響が出かねないので周りのスタッフに協力が必要になります。また妊娠時は通常時よりも疲れを感じやすくなり、体調不良になることも多いです。少しでも疲れているなと感じたら、遠慮せず休息をとらせてもらえるよう相談してみましょう。

立ちっぱなしも身体に負荷がかかるので、適度に座って休憩してくださいね。

妊娠中の看護業務って辛い?

私が働いていた病棟は看護度が高く、車椅子介助やおむつ交換・体位変換など重労働なケアが必要でした。私が職場のスタッフから配慮してもらったのは、安定期を過ぎてからのことでした。なぜなら、安定期に入るまでは流産の可能性もあるので、師長以外には妊娠のことは伏せると決めていたので誰も知らなかったからです。
実際、私は妊娠12週から悪阻が悪化し、ドクターストップがかかり休職しました。そして休職していたことで他スタッフに私が妊娠中であることが広まったようです。
思い返すと一番辛かったのは、上司以外に隠していたつわり期間でした。周囲に隠していることもあり体調が辛くても一人で業務をいつも通り行っていたし、休憩してしまうとその分残業になり帰宅時間が遅くなることも嫌で休憩をしていませんでした。
急変時に患者さんの元に走ることは出来ない罪悪感や、動き過ぎたら自分のせいで赤ちゃんに何かあったら…と不安になることもありました。
休職後、スタッフが身体を気遣ってケアを協力してくださったりしてなんとか産休まで頑張れました。

おわりに

私は妊娠期間、身体面を配慮していただきましたが、妊娠に理解が得られない職場に勤務している方もいるかと思います。妊娠・出産に関する制度があるので、マタニティハラスメントや不当な扱いを受けないためにも知っておくのが良いです。
多くの赤ちゃんが元気に産まれてきますように。
本日もこのブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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