外来看護師の役割は?求められる人や必要な能力は?

こんにちは、ふねママです。

本日は外来看護師についてお話ししていきます。

私は急性期病院の病棟経験4年間を経て、現在急性期病院の外来に勤務しています。

病院に勤務している方で、病棟配属が辛く転職や部署移動したい、、、そう悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

病院の病棟・外来どちらも経験した上で、どんな人が外来看護師に向いているか解説していきます。

ぜひ、参考にしていただければ嬉しいです。

目次

病院外来看護師の役割

まず、外来とは入院せずに通院によって診察や治療を行う場所のことです。

病院外来の役割は、医師の診察のサポートや採血、点滴、抗がん剤治療、内視鏡介助等があります。

入院病棟で働く病棟看護師のように、患者の排泄・食事・入浴等の身体介助はありません。

では、この外来看護師の業務内容を詳しく解説していきます。

医師の診察サポート

医師の診察がスムーズに行われるようサポートします。

具体的に、診察室・医療機器の準備、診察時に患者の衣服をまくり上げたり診察台に上がる手助けを行います。また、傷の処置等行う時にガーゼや軟膏を医師に渡し、処置の介助を行います。

採血・注射・点滴治療

医師の指示のもと、採血・注射・点滴治療を行います。私が勤務している病院では、1日100人程の採血を行っています。採りやすい患者さんから難しい患者さんがいるので、採血や点滴技術がどんどん上がります。

また、採血が苦手でストレスになったり気分が悪くなる人もいるのでコミュニケーションをとりながら体調を確認することも看護師の役割です。

体験事例
多くの患者さんがいるので、血管が細い場合や脱水で採血が難しい場合が多くあります。

針を刺し直しすると、「痛い」「またやるの?この前は一発でやってくれたよ」など、口調荒く言われ対応によってはクレームに発展するケースがあります。難しい場合、無理せず上手なスタッフにお願いしましょう

入院病棟との連携

病棟との連携も業務に含まれます。外来で診察した結果、入院が必要となるケースがあります。

その場合、患者の病状や病歴、入院について必要なことを患者に説明するのも外来看護師の役割です。

病床の空き状況を把握しているスタッフとの連絡が必要なので、報連相がしっかりとできる能力が求められます。

働いて感じるメリット

外来勤務のメリットを体験上からお伝えします。外来に勤務したい方や転職したい方は参考にしてみてください。

夜勤なし、平日出勤のみで働きやすい

私の働いている外来は、平日の朝から夕方までが診療時間です。そのため、夜勤はありません。1歳になる娘を育てながら夜勤は厳しいので、夜勤がない環境はとてもありがたいです。夜勤を免除してもらっているという罪悪感を他のスタッフに抱くこともありません。また、残業もほとんどありません。夜間はしっかり休息を取ることできますし、病棟勤務時とは違って毎日同じような時間帯で勤務するので体調を崩すことが少なくなりました。

子育てと仕事、両立しやすい最適な環境です。

身体への負担が少ない

外来では、病棟のような療養上のケアがほとんどありません。患者さんのベッド移乗・おむつ交換・体位変換等の身体に負担がかかる身体介助がないので、腰痛持ちや力仕事が難しい方も安心して働けます。

働いて感じるデメリット

次に、デメリットについてお話しします。

給料が低め

日勤のみで働けるのは外来看護師のメリットですが、夜勤手当がありません。また、外来診察の終了時間も早いので残業もほとんどありません。そのため、夜勤や残業手当を含めた給与を貰っている方にとっては少なく感じるでしょう。

患者さんとの関わりが浅くなりやすい

外来では、毎日たくさんの患者さんが来院されます。診察時間内に終わるように、また待ち時間が少なくなるように看護師はスピーディーに対応することが求められます。体調を確認するためのコミュニケーションはとりますが、患者さんの背景を把握したり深い関わりは病棟よりも少ないです。このことに物足りなさを感じる人もいるかもしれません。

外来看護師に向いている人

  1. テキパキとスピーディーに仕事するのが好き
  2. 「療養上の世話」より「診療の補助」が好き
  3. 採血や点滴スキルを向上させたい
  4. 夜勤をやりたくない
  5. 力仕事が辛い
  6. 子育てなどで働く時間に制限がある
  7. 給料の額はあまり気にしない

外来は基本的に日勤のみの働き方が特徴です。

ぜひ、外来看護師の働き方を検討してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次